「反原発からライフスタイルのチェンジへ」

~ライフスタイルを変えよう!~

原発を無くしたり、今の社会を変えるためには国民一人一人が少しずつライフスタイルを変えることが大事だと思うんです。

政治や社会のシステムの知識を得ると、国や銀行、企業がどのようにお金を使って、どのようなことをしているのか見えてきます。
ということは自分達が何にお金を使うかが大事かということも解りますよね。

ライフスタイルのチェンジの例を上げると、
銀行を替える
自分が使っている銀行が何にお金を使っているのか調べて、戦争や原発推進に使っているならば、そこから別の銀行に替えることも出来ますね。

福一の原発事故後、自分の勤めているところが原発関連だったり東芝や三菱で、罪悪感を感じて仕事を辞めた人が僕の知り合いでもおるんですけど、僕はそれが先じゃなくてもいいような気がするんですよね。

まずはお金や資源の使い方、普段の生活を見直すことが大事なんじゃないかと思うんですね。

僕の周りにはこんな人がいます。

賃貸マンションに住んでいる反原発の独身サラリーマンが「ライフスタイル変えるってどないすんねん?原発は反対やけど・・・会社辞めたらええんか?」みたいなこと聞いてきて、それで普段の生活を聞いてみたんですね。そしたら

彼は「朝起きたら、コンビニに行ってお握りと伊藤園のお茶買って、会社行ってそれを食べて、仕事して昼は外食か安い弁当、夜もやっぱり外食かコンビニ弁当。」

何でそうしているか聞くと、時間の節約と経済性を言うんです。

けど彼は「企業にお金を落としているうちは、世の中変わらない」ということは解っているんですね。
そんな彼がライフスタイルを少しずつ変えていきました。

まず彼は信頼できる農家さんから玄米を買って、自分で玄米を炊きだしたんです。

最初は夜に炊飯器のタイマーをセットして、朝になったら焚けた玄米でお握り作って、※祝島のビワ茶を淹れて、それを会社に持って行って食べる。

彼はそれが時間の無駄とは思わなくて、寧ろ、朝美味しい玄米お握りを食べていたら昼に安い弁当が食べられなくなってきたんですね。

それで、朝飯は家で食べて、昼は自分で弁当を作って食べるようになるんです。

そしたらそんな習慣がどんどん楽しくなってきて、夜も外食せずに家でご飯を作って食べるようになって、
実は自分の周りにも食のことを気にしている友達が沢山いることに気付いて、
今までならしなかった食の話をするようになって、そういう友達も増えて、夜は皆で「どこどこの野菜」を使ったお食事会したり・・・そんな風に人生が豊かになっていったんです。
それから賃貸マンションのベランダで野菜を育て出したり、近くで畑を借りて野菜を育てたりするようになったりで・・・。

それってすごいライフスタイルのチェンジやと思うんです!

(※祝島とは山口県上関町にある島。島民一丸となり上関原発建設の反対をしている。ビワ茶にはミネラル豊富に含まれていて健康効果が注目されている。)

 

三宅洋平君が選挙フェスで「ライフスタイルを変えようぜ!」って言い出したとき、僕はすごく嬉しかったですね。

あの時、洋平君は「社会を自分の事として考えていかないといけない。」と言っていて、彼の考えにあれだけ沢山の人が同調して感動していたのに、あの盛り上がりは選挙が終わって一旦切れてしまってると思うんですね。

日本人って流行りに弱いじゃないですか?だから「ライフスタイルを変えよう!」を流行りに出来ないかなと思っているんです。

一時期携帯灰皿が流行りましたよね、ヒップホップのダボダボな格好してる兄ちゃんが、タバコのポイ捨てしてる奴に「お前何してんねん!携帯灰皿使えや!」みたいな感じになったじゃないですか。
そんな感じで若い人が「実は俺な、ちょっとライフスタイル変えたんやけど、今日な・・・・。」ということが普通に話せるような・・・。

「お前いい加減ライフスタイル変えた方がええんちゃうの?ダサいで~。」みたいな、そういう風にならへんかなと思てる訳ですよ。

僕は今からはお金がなくても皆が幸せになっていく持続的な方法を見ていかないといけないと思うんですね。

皆それは難しいと思っていますけど、自分で自分の食べる玄米を作っている方がコンビニでお握り買ってるよりも絶対的に日常は豊かになりますからね。それを実践している人達は皆それを実感していますね。

 

ライフスタイルのチェンジのきっかけになるようなネットワークみたいなものを作れないかなと考えています。

例えば、サイトを立ち上げて、農業について、食について、世の中の仕組みについて、医療について・・・社会の色んな情報をまとめたり、そのサイトから農家さんへ職業体験出来るシステムにしたりと色々考えています。

「原発がなくても電気は足りている」って言う事実は皆分かっていて、それなら今後どうアクションすればいいのかということを、みんなで色々な情報を共有出来たらいいと思うんです。

NONベクレル食堂の規模ではそんな大きな事出来ないので、このネットワークの話を色んな友達に相談していて、少しずつ話が進んでいます。三宅洋平君などの著名人も巻き込んで、ライフスタイルのチェンジを流行らしていきたいですね。

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お客様へ

誠に勝手ながら3月末日でお店の営業を終了致します、短い間でしたが沢山の方たちに支えられ御愛顧頂き、心から感謝致します。
今後の事については近日中に詳細をお伝えします。
通販での食材の販売を強化し、京都市内の宅配も検討しております。お店の移転が出来るのであればそれも視野に入れて検討しております。
最後まで安心安全な定食を提供出来るよう精進してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

店主 廣海緑朗
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福一の事故から3年の月日が経ち、多くの人は食品や地域の放射能をそこまで気にしなくなった人が多いのではないだろうか?

原発関連の報道が少ないこともあり、事故から時間が経つに連れて危険への感覚が麻痺してきて「自分は大丈夫」だと思っている人も多いだろう。

私も知識を得るまではどちらかと言うとその口だった。

歯が痛くなってから、いつもより念入りに歯磨きをした経験はないだろうか?この歯磨きの効果がゼロとは思わないが、最初から予防しておく方のがいいに決まっている。

それは癌や病気や社会問題でも同じことが言える、寧ろそれらはもっと深刻だ。

私が放射能に無関心で家族や友人が癌や重い病気になってしまったら、虫歯になったときの100倍は後悔するだろう。

 

汚染の少ない地域へ引っ越すとなると仕事など経済的な負担や地域への愛着、家族や友人との繋がりなどを考えると難しい場合もあるだろう。

だが、食事を健康的にするのは今日からでも可能なはずだ。

これから日本では癌や白血病など様々な疾患が、奇形など様々な障害を持った子ども達が間違いなく増えていくだろう。
そしてそのデータはしばらく隠避されるであろう。

今からでも遅くない、自分や家族の健康で幸せ生活を望むなら本気で食事に気を付けて欲しい。

食生活を変えることで体に取り込まれた放射性物質は体外に排出され易くなることはもう科学的に実証されている。

 

そして食事だけではなく、様々な情報にも気を付けて欲しい。

極端に言えば、マスメディアの情報は極力遮断した方が幸せな生活が送れるのかもしれない。

(参考までに・・・情報操作の実在を確認するために、ネットで新聞数社の放射能関連の記事を比較してみたが、新聞社によっては政府や企業に都合の良いような記事を載せている。)
なぜ日本の政府が今のような暴挙をするかというと、残念ながら国民が政治や社会に無知で無関心だからであろう。

寧ろ国民は国にそうなるように教育され、洗脳されているからそうなのかもしれないが・・・。

即ち国民が賢ければ、政府は良政をする傾向になるということだ。

放射能汚染など様々な社会問題は自分や家族の命に直結する問題だ。

政治が悪いとか教育が悪いとか誰かの所為している内は何も変わらない。

国民の一人一人が知識を増やし、意識を、ライフスタイルを変えていかなければ、これからの日本に明るい未来はないといっても過言ではないだろう。

口では反原発と言いつつも、家では普通に電気を使っている人はいないだろうか・・・。

今夜はテレビを消して、家族との団欒や読書を楽しむなんて、乙ではなかろうか。

そんなあなたの小さなライフスタイルのチェンジがあなたの習慣を変え、それがあなたの人格を変え、あなたの人格の変化があなたの周りを変え、あなたの周りの変化が国をも変えるかもしれない。

次はあなたが革命家になる番だ。

さぁ始めよう ライフスタイル革命

流行に乗り遅れるな

寧ろ流行を作り出せ

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NONベクレル食堂HP→http://non-bq-shokudou.com/

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廣海緑朗(ひろみ ろくろう)
NONベクレル食堂オーナー

 5度に亘りアメリカ先住民の地を訪ね、核爆弾地下実験の廃絶運動や先住民の人権を守るプロジェクト、ウラン鉱周辺の部族の支援、ドキュメンタリー映画「ホピの予言」の続編の撮影や集会のスタッフなどに参加。全米18州走破し、様々な先住民居留地を訪れる。現地で核(ウラン)の危険さや悲惨さを目の当たりにし、その後、アメリカ先住民の現状を雑誌連載で訴えたり、反原発活動、様々な社会問題をテーマにした講演会や映画上映会、「マイアースデイ京都」などのイベントの企画・運営・開催に携わり現在に至る。

 

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